解析する電力ネットワークを作成する

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GUILDAでは電力ネットワークの情報をクラスを用いてパラメータをプロパティに格納し、各種の解析実行処理をmethodとしてモジュール化しています。この電力系統モデルを実装したクラスをGUILDAではpower_networkというクラス名で定義しています。以降の解説ではこのpower_networkクラスを格納した変数をnetとしてコード解説していきます。

本ページではこの変数netを定義することが目標となります。

電力系統モデルを定義したpower_networkクラスのメンバ変数の構造については、ソースコード解説ページを参照して下さい。

【power_networkクラスの定義方法】

・既存のモデルを使う方法

GUILDAでは以下のように実行することで既に作成されている電力系統モデルを呼び出すことができます。

net = network_sample3bus;  %3busモデルの情報をnetに格納する場合
net = network_IEEE68bus; %IEEE68busモデルの情報をnetに格納する場合

以降では新たな電力系統モデルを作成しpower_networkクラスとして定義するための設定方法を説明していきますが、上記のコマンドは既に作成された電力系統モデルを定義する一連のコマンドを記した関数ファイルを呼び出していることになります。

・新しい電力系統モデルの実装

現在GUILDAでは、同期発電機の機器としてgenerator_1axis、負荷の機器としてload_impedanceというクラスが実装されています。この節では、これらの既に実装されている機器モデルを利用して新たな電力系統モデルを実装する方法を解説します。
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・新たな機器クラスの定義

上の節では、GUILDA上で実装されているgenerator_1axis、とload_impedanceなどの、既にGUILDA上に実装されているクラスのみで電力系統モデルを実装することを考えていましたが、本節では新たな動特性を持った機器モデルを実装する方法を解説します
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